サンフレッチェ広島にかかわる全てに対し「これでいいの?」と感じたら更新していきます。

2008/10/06

引き出し(湘南戦)

 J1では28節終了時、勝ち点3差の中に5チームがいる。降格まっしぐらだった市原はミラーという引き出しをもっていた、そしてミシュウも。去年監督人事に交替のアクションを起こさなかった甲府、広島は降格、今年の大宮、V東京はまだアクションを起こしていない。降格の瀬戸際で残留するチームは、引き出しを持っている。去年、同じケースでミシャの続投とした判断は間違いではなく成長の経過でJ2があったとそんなまぬけな空気が漂い始めているヒロシマがJ1の荒波を進んでいけるとは思わない。絶対にリーグ全体のスカウティングと危機管理の引き出しをもっている人材を揃えなければJ1では戦えない。というか、広島の関係者は俺よりJ1の試合、見てないだろ。かつてJの創世記にヒロシマの歩みを各チームが取り入れ進歩している、ヒロシマのバカ息子たち(現在残っている今西の教え子)が、今西の遺産を食いつぶしている。

 ぜひ、J1を見てほしい。ミシャの続投理由の中に「監督の采配」が入っていない、このトレンドなくして来期の残留はあるのか。J1はアラブの金持ちを押しのけたアジアで一流リーグだ、J2の延長線上がJ1ではない。助っ人の選定も続投理由に入ってないと思うが、川崎のジュニオール、とレナチーニョはシーズン途中の加入だぞ。ミシャに最終決定権があるなら、ヨーロッパならヨンセンやバヤリッツァ、クラス、ブラジル人の中からJにフィットした選手をチョイスしてほしいが、ウエズレイの使い方をみれば、ブラジル人を理解していたとは思えない。引き出しがないのは証明されているので、せめてこの事実だけは本谷社長に向き合ってほしい。J1を見渡せば各チーム広島以上の有益なアクションを起こしているのは間違いない。